履いてもはいても何度ハイても舞い散る枯葉。それをさらに風が遠くへ運んで行きます。 傷んだ枝は全て剪定です。根っこもむき出しになり今にもひっくり返りそうな木をロープで引っ張り支えています。 (我がシンボルの木も寿命か?) (もうダメかナ?) (オノでも持ってきて切り倒そうか) (別な木でも植えようか) そう思いながら「ドス・ドス・・・」と足取りも重く螺旋階段を上がりました。途中ふっと立ち止まり木に目をやると何と!!新芽が出ているのです。いくつもいくつも……。 「お願い切らないで、切り倒さないで わたしは生きてるの。」 と小さな声で必死に訴えている様でした。 「切らない切らない決して切り倒すまい。たとえ何度台風にやられても…。」
ドミトリー沖縄 2010 10.13(土)
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